【初心者向け】二本目のレンズは何が良い?カメラのレンズの増やし方を考える。

レンズ

一眼レフ・ミラーレスカメラの魅力の1つはレンズ交換で撮れる写真の幅が広がるところがあります。交換できるレンズの選択肢もマウントによりますがいっぱいありますよね(広角、望遠、単焦点、高倍率etc‥)。

今回は、現在キットレンズを持っていて、二本目のレンズが欲しい。自分はどんなレンズを買って良いのかがわからない。という方向けにレンズの選び方について記事を書きたと思います。

前半部分では、私がどのように買いたいレンズを選んでいるか、という考え方について
後半部分では、私が増やしてきたレンズについてAPS-C機とフルサイズ機両方で紹介したいと思います。

レンズの選び方

私の考えるレンズの選び方のポイントは以下の2つです。

  • 撮りたい写真を考える
  • 譲れない条件を考える

この2つだけで自分が必要としているレンズを絞る事ができます。

撮りたい写真を考える

まずは、自分はこんな写真を撮りたいというイメージを考えます。

いきなりそんなこと言われても想像出来ないこともありますよね。
その場合は、カッコいいな、真似してみたいという写真を見つけてください。
SNSの画像を見ると丁寧に撮影に使ったレンズを書いてくれる方もいますね。
そのレンズと同じものを買うというのも手段の1つです。

撮りたい写真のイメージは何か、例えば

東京タワーを下から撮ってみたいとなれば、広角レンズが選択肢になります。
花や人物を背景をぼかして撮ってみたいとなれば、ぼかしやすい単焦点レンズが選択肢になります。
飛行機や鉄道を切り取って撮ってみたいとなれば、望遠レンズが選択肢になります。

このように何をどのように撮りたいか、ここが決まるとレンズの大まかなジャンル(広角、望遠など)は決まってきます。

譲れない条件を考える

レンズのジャンルが決まったら次は、譲れない条件を考え、候補を並べて比較して絞り込みます。

例えば、広角レンズに決まったけれど、通しF4とF2.8どちらにしようか?、こっちの方が安いけど重い、そもそもズームレンズである必要があるのか?といった部分を比較します。

私の場合は、メインが夜景撮影でかつ荷物を軽くしたいという思いがあります。
なので、私の基準は多少暗いレンズでも良い、代わりに軽くて焦点距離のレンジがあるレンズが欲しいとなります。

このように、レンズに求める基準(値段、重さ、明るさetc…)をいくつか考えてみてください。
基準を決めて比較していくことで`1本のレンズを選べます。

絞り込めないときのコツ

先ほど書いた「譲れない条件を考える」でどうしても1本のレンズに絞れない場合は、以下のポイントを考えると解決するかもしれません。

重さや大きさ

フルサイズ用の望遠レンズになると重さが1400 gなんてものもあります。移動が車だとそこまで大きな問題にはなりませんが、電車移動で他のレンズや三脚を合わせるとかなり厳しいです。軽いは正義です。

値段がネック

値段がネックになっている場合はいくつかアプローチがあります。

サードパーティー製を狙う

純正の最新型のレンズというと性能は素晴らしいですが、その分価格も高くなります。一方、サードパーティー製(SigmaとかTamronなど)だと価格は安くなります。実際に使ってみると、性能も不満が無いくらい良いものになっています。純正以外で似た性能のレンズを買うという選択肢も考えてみてください。

旧モデルの中古を狙う

私がカメラを始めたのは大学院生の時でした。当時はアルバイトもほとんどできていなかったので、中々レンズを買えませんでした。この時は、旧型サードパーティー製の中古レンズを使っていました。確かに重いしゴーストも酷いレンズでしたが、この時は画角を優先していたので問題ありませんでした。それに、ゴーストの出方はキャラクターと考えると愛着が湧いてきました。

レンズは資産と割り切ってしまう

「レンズは資産」という迷言がありますが、間違っていない言葉だと思っています。確かに高価なレンズは20-30万円という価格ですが、売却価格もそれなりに高いです。私は今までレンズを何本も買い売却してきましたが、大体、購入価格の5-7割の値段は回収できています。もちろん、古いレンズの買取価格は高くないですが、安いAPS-C用のレンズでも問題ありません。新しいレンズが欲しくなったら売却するし、という考えを持つことも一つの手だと思います。

フルサイズ用レンズ

APS-C機だとAPS-C用のレンズとフルサイズ用のレンズ両方が使える場合があります(注:メーカーによります)。もし、今後、同じマウントのフルサイズへのステップアップを考えていたらフルサイズ用のレンズも候補になると思います。ただし、APS-C機にフルサイズ用のレンズを使うと画角は変わってしまうので注意が必要です。

私もAPS-C機を使っていた時は、フルサイズ用の望遠レンズを買いました。
そして、そのレンズはフルサイズ機に移行した後も使っていました。

レンタルする

レンズを借りて実際に使ってから決める。という方法もできます。

私もこのサービスを利用して購入したこともあります。欲しいけどそんなに出番が無いレンズかもな‥という場合にもオススメです。

私が実際に使ったのは、「Rentio」と「APEX」です。どちらも簡単に使えてオススメです。

レンズを買い足した順番

ここからは、実際に私が買ってきたレンズを順番に紹介します。

一度、レンズを選ぶ基準や被写体についてまとめておきます。こんな例もあるよね、くらいにみていただければ幸いです。

  • 被写体は夜景や風景がメイン。ごく稀にポートレートを撮る
  • 広角レンズが大好き。
  • 明るさはそこまで優先しない。軽さや焦点距離のレンジを優先する。
  • 中古のレンズでも全く問題ない。

Nikon D5300を使っていた時

私がエントリー機を使っていた時なので、ここが最も初心者には参考になると思います。

買い足し1本目:AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G(標準単焦点)

初めて買い足したレンズはAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gという単焦点レンズです。

キットレンズはF3.5-F5.6と暗いレンズなので暗いところでの撮影が厳しかったり、ボケをあまり味わえなかったので購入しました。この時はまだ夜景を本格的に撮ろうと考えていなかったので、友人と遊んだ時などにこのレンズが活躍していました。

特にこの写真を撮りたいというのが決まっていないけどレンズを増やしてみたいという方は単焦点レンズを買えば間違いない気もします。安いものも多いしボカせるし一眼レフの良さを味わえると思います。

買い足し2本目:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX 12-28mm F4 (広角ズーム)

次に買い足したのは広角レンズ

都市夜景を徐々に撮り始めましたが、キットレンズだと対象が全て収まりきらない、迫力が出ないといった悩みを抱えていました。そこで、お金も無かったので、旧型サードパーティー製の中古レンズを買いました。

換算で18 mmになるので超広角では無いですが、当時は画角の広さに感動しました。また、通しでF4なのでボケもそこそこに使いやすいレンズなので、メインレンズになっていました。寄ると上の写真のように十分にボケてくれます。

買い足し3本目:TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS A030N(望遠ズーム)

3本目は望遠レンズ。しかもフルサイズ用のレンズを買いました。

社会人になり当時は愛知県に住んでいました。四日市へのアクセスがよくなり工場夜景にハマりました。ただ、持っているレンズでは焦点距離が全く足りず小っぽけな工場しか映りませんでした。

そこで購入したのが望遠ズームレンズ。このレンズを選んだ理由は2つあります。
1つめはとにかく安いこと。中古で2.5万円くらいだったと思います。
2つめはフルサイズ用のレンズだったからです。この時はすでにフルサイズ機が欲しいと思っていました。

Nikon D750を使っていた時

ある時、フルサイズのD750に乗り換えました。
Nikon D5300を使っていたときに買ったTAMRONの望遠レンズも引き続き使っています。

買い足し1本目:TAMRON SP45mm F1.8 Di VC(標準単焦点)

D5300の時と同様に買い足し1本目は単焦点レンズでした。その理由は、撮影全てが夜景というわけではないので明るいレンズを1本持っておきたかったというのが理由です。やはり、単焦点レンズを1本もっておくと安心感はあるような気がします。

買い足し2本目:Tokina AT-X 16-28 PRO FX 16-28mm F2.8 (広角ズーム)

次の買い足しは広角レンズです。引っ越しが決まりまた都市夜景を撮ろうと思い購入しました。決め手は値段です。中古で4万円前半で買ったと思います。

ただし、重さが980 gと重い、レンズが出っ張っている出目金レンズ、ゴースト大量発生と欠点の多いレンズでもありました。最終的には、重さが原因であまり持ち出さないレンズになってしまいました。やはり、軽いは正義です。

Sony a7iiiの場合(現在)

買い足し1本目:Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(広角ズーム)

このときの買い足し1本目は単焦点レンズではなく広角レンズでした。

右側のレンズです

都市夜景がメインになり、標準レンズの24 mmでは画角が足りなくなり広角レンズを購入しました。
絞って撮ることがほとんどなので、値段や大きさ重さも考えてこのレンズにしました。

このレンズのレビューも書いているので参考にしてみてください。

【参考記事】ソニーEマウント「SEL1635Z」のレビュー。オススメしたい軽くて万能な広角レンズ

買い足し2本目:Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS(望遠ズーム)

そして、2本目の買い足しは望遠レンズです。

展望台から夜景を撮るときにズームしてみたいなと思い購入しました。工場夜景などでは望遠レンズをよく使っていたんですが、都市夜景では今まで使ってきていませんでした。

また、このレンズは同じ画角のGMレンズと比べても軽くて小さいという点が購入の決め手になりました。

買い足し3本目:Sony SEL85F18(中望遠単焦点)

買い足し3本目は85 mmの単焦点レンズです。

Sony a7iiiを使い始めてしばらくはあまり外出できない状況もあり、ポートレートを撮っていませんでした。しかし、ある時に久しぶりにポートレートを撮りたいと思い購入しました。85 mm というポートレート向けレンズですが思いのほか使いやすくてたまに夜景の撮影にも使っています。

まとめ

前半にも書きましたが、レンズを買い足す順番や買うレンズの種類について明確な正解はないです。
あくまで、今回の内容は参考程度に見てください。

この記事を読んで後悔の無いレンズに出会えれば幸いです。

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