少しいじれば華やかに!Lightroomで夜景を簡単にレタッチしてみよう。

レタッチ

最近、夜景を撮り始めてレタッチしてみたいけれど「やり方がわからない」「Lightroomをうまく使いこなせない」という方もいるかもしれません。そこで、Lightroomを使って夜景レタッチの基本的なやり方をまとめました。今回は初心者向けにいちから書いていきたいと思います。

私は、色味を変えたりすることも多いですが、今回は色味を大きく変えるようなレタッチをせず、明るさなどの調整がメインになります。もし、SNSでも目立つような派手なレタッチを知りたい方は、以前書いた記事を参考にしてみてください。

【参考記事】【Lightroomで編集】夜景におすすめのレタッチテクニック「ティール&オレンジ」

今回使う写真

左;before 右;after

今回はこちらのスカイツリーの写真を使っていきます。左側が撮影時のまま、右側がレタッチ後になります。今回のゴールはこの画像のafterです。

手順

ここからはレタッチを一つずつ解説していきます。いじる項目は以下の項目です。

  1. レンズ補正
  2. 変形
  3. 基本補正
  4. 部分補正

はじめに書いたように今回は色味を変更しないので、HSL / カラーやカラーグレーディングという色に関わる項目については触れません。

レンズ補正

まずは色収差を除去プロファイル補正を使用にチェックを入れます。実は、撮影した画像は撮影が上手くいっていても、真ん中のあたりが歪んでいる場合があります。この歪みを「歪曲収差」(Wikipedia)と呼びます。チェックを入れるとレンズ由来の歪みなどを勝手に修正してくれます。レンズによってはあまり変化がでない場合もあります。

変形

ここでは、写真を水平にします。水平方向と書かれている部分をクリックすれば水平になります。

この水平を出すことが夜景では結構大事な操作になってきます。その理由は、水平がないと明らかに違和感を感じてしまうからです。例えば、下の写真を見比べてください。


このようの水平をしっかりと出すだけで写真の印象はガラッと変わります。編集する前に水平にしておきましょう。

基本補正

ここからは、実際に写真の明るさをいじっていきます。

露光量、ハイライト、シャドウ

まず、露光量+1.2ぐらいまで上げてしまいます。上げると全体的に明るくはなりますが、元々明るい部分も上がってしまいます。

そこで、ハイライトをマイナス方向へ下げて白飛びを防ぎます。また、まだ暗い部分も残っているので、シャドウをプラス方向に上げます。今回は、ハイライト-76、シャドウ+85にしています。

ポイントは露光量を上げて、ハイライトで白飛びを抑えること、シャドウで黒潰れを抑えることです。

もし、白飛び黒潰れとは?と言う方がいたらこちらを確認してください。

コントラスト、白レベル、黒レベル

次に、白レベルをマイナス方向に、黒レベルをプラス方向に変更し調整していきます。この部分は、白飛びと黒潰れを防ぐ程度の調整で良いと思います。今回は、白レベル-30、黒レベル+15にしてあります。

最後にコントラストを調整します。ここは好みになりますが、私はパキッとしたメリハリのある夜景が好きなので少しだけ足します。 今回は+6にしています。

テクスチャー、明瞭度、かすみの除去

ここでは、明るさというよりは立体感、質感という部分をいじっていきます。ここをいじるとより都市夜景らしくなっていきます。

都市夜景においてテクスチャーと明瞭度を上げると、金属部分やコンクリートの質感が出るのでより、ビルなどが際立ちます。正確にはコントラストとは違うようですが、コントラストのように明るいところは明るくなり、暗いところは引き締まる感じになります。今回は、テクスチャーを+40、明瞭度を+25にします。

最後に、かすみの除去ですが今回の場合はそんなに必要ないと思います。かすみの除去の機能を簡単にいうとモヤモヤ湿度がある部分をスッキリさせるようなイメージです。今回の写真は冬の天気の良い日に撮ったのであまり必要がないです。

ここまで来るとほとんど完成です。

部分補正

現在のままだと街並み(画像の下の部分)が少しくらいので段階フィルターを使って明るくします。

矢印の部分にある四角を押すと段階フィルターが使えます。段階フィルターは赤くマスクされている部分のみ編集できる機能です。先程の基本補正と同じように露光量を上げて、シャドウを上げてハイライトを下げます。これで黒つぶれも解決できます。

完成

左;before 右;after

冒頭に貼った写真と同じですが、先程の手順を行うとここまで写真の雰囲気を変えることができます。

まとめ

夜景のレタッチは難しいと思いがちかもしれませんが、段階を追うと簡単になりますよね。ポイントは露光量を上げて、ハイライトで白飛びを抑えること、シャドウで黒潰れを抑えることです。これ以外のパラメータは好みの部分が大きいと思います。

記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをお願いいたします。