3ステップで撮れる!一眼レフでキラキラな玉ボケを撮影してみよう

初心者向け

一眼レフなどのカメラを買ったときに撮ってみたくなるのが、まん丸なキラキラした玉ボケの写った写真。綺麗な玉ボケの写真に憧れるけど設定がよくわからないなんて方もいると思います。今回はそんな玉ボケを撮影する際のカメラの設定やボケの特徴などを紹介していきます。

玉ボケとは?

玉ボケとは、上の写真にある水色の丸いボケのことを指します。一般的なボケとは異なり、光源が丸いボケとして写り幻想的な雰囲気を出していますよね。

玉ボケの撮影は次の3ステップで簡単に撮影することが出来ます。これから一つずつ紹介していきます。

  1. 玉ボケが撮れそうな場所を探す
  2. F値を小さくする
  3. ピントを合わせる位置を決める

玉ボケのある場所

まずは、カメラの具体的な設定の前に玉ボケを狙えそうなポイントをいくつか紹介したいと思います。ポイントは複数の光源や反射光です。一般的には以下のものが玉ボケとして撮影できます。

  • 水面の反射
  • 葉っぱの反射
  • 木漏れ日

今回はさらに夜景関連を中心に作例付きで4つ紹介していきます。

イルミネーション

やはり、玉ボケをたくさん狙えて映える写真が撮れるのはイルミネーションだと思います。LEDが一つ一つ玉ボケとして写るので、とてもたくさんの玉ボケを写せます。

キャンドル

イルミネーション同様に小さなあかり一つ一つが玉ボケになるので、たくさん写すことが出来ます。

街の明かり

夜の街にある看板や街灯も玉ボケとして写すことが出来ます。飲み屋街に行くとたくさんの玉ボケが写ります。

雨粒

雨の日の展望台ですっきりと遠くまで見渡せる景色を撮るのは難しいです。そんな時は雨粒や街の明かりをぼかすことでいつもとは違う写真を撮ることが出来ます。

玉ボケの撮り方

玉ボケが撮影できそうな場所が見つかったら、残りの2ステップはカメラの設定です。設定は以下の2点を意識するだけで簡単に撮れてしまいます。

F値を小さくする

Sony a7iii SEL85F18
ISO 1000 / 85 mm / f1.8 / SS 1/40 s

玉ボケが撮影できる場所を把握したら、次はカメラの設定です。カメラの設定で一番大事なことはF値を小さくすることです。F値を設定するために撮影モードはマニュアルか絞り優先モードにしましょう(SonyだとMモードかAモード)。F1.8まで小さくすると上の写真のように大きなボケを写すことが出来ます。

ピントの位置に注意

玉ボケを撮影する際にはピントの合わせる場所も大事です。その理由はピントを手前に合わせるか奥に合わせるかでボケる場所が変わってしまうからです。

後ろボケ

Sony a7iii SEL85F18
ISO 640 / 85 mm / f1.8 / SS 1/50 s

先程の写真を例に考えると、ピントは手前にあるキャンドルに合わせます。そうすることで、離れた位置にあるキャンドルにはピントが合わず、玉ボケとなって写ってくれます。このようなボケを後ろボケと呼んだりします。

前ボケ

Sony a7iii SEL85F18
ISO 250 / 85 mm / f1.8 / SS 1/40 s

後ろボケもあれば前ボケもあります。この写真では奥の7色の塔にピントを合わせています。その結果、手前側にピントが合わず玉ボケになって写ってくれます。

玉ボケの特徴

ここからは玉ボケの特徴について説明します。ここからの話を知っているとより綺麗な玉ボケを撮影できます。

玉ボケの形

ここまで色々な玉ボケの写真を見てきて感の良い方なら気が付いているかもしれませんが、レンズやF値によってボケの形は変わります。私が所持している・いたレンズを参考に見てみましょう。

SONY FE 85mm F1.8 

例えば現在私が使っている単焦点レンズSONY FE 85mm F1.8 の場合は、F1.8で綺麗な丸にはならずレモン型の玉ボケになります。ちなみに、少し絞るとボケは丸に近づきます。

AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

一方、APS-C機を使用していた時の単焦点レンズAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gでは、比較的綺麗な丸いボケになります。

このレンズはいわゆる撒き餌さレンズと言われる安いレンズですが、ボケは割と綺麗に感じます。均一な丸ではないですが、十分綺麗です。

このように、同じF1.8で撮影した写真でも玉ボケの形は様々です。一般的に高価なレンズなほど絞り羽根の数が多く丸に近いボケが写せる作りになっています。

玉ボケの大きさ

ボケの大きさや量を決める要因は様々ありますが、主なものは以下の要因です。

F値値が小さいほどボケが大きくなる
焦点距離焦点距離が大きい(望遠側)ほど大きくなる
センサーサイズAPS-Cよりもフルサイズの方が大きい
被写体と背景の距離離れている方が大きい
カメラと被写体の距離近い方が大きい

焦点距離とは、レンズなどに○○mmと表されている数字でこの数字が大きい、すなわち望遠側の方がボケが大きくなるということです。センサーサイズについては、別の記事で触れているので参考にしてみてください。

【参考記事】APS-C機とフルサイズ機の違いは何?メリット・デメリットをまとめてみました

APS-C機とフルサイズ機の違いは何?メリット・デメリットをまとめてみました – よるどり

もし、玉ボケを大きく写したい場合は、被写体と背景を離してカメラを被写体に近づける。そしてレンズは、望遠レンズ(フルサイズで70 mm以上、APS-C機だと50 mm以上)で撮影する。と言ったように使うレンズや距離をコントロールすることで玉ボケの大きさも自由自在です。

まとめ

今回は、玉ボケの撮影方法と特徴をまとめてみました。撮影時のステップは3つ。

  1. 玉ボケが撮れそうな場所を探す
  2. F値を小さくする
  3. ピントを合わせる位置を決める

これを押さえておけば簡単に玉ボケを撮影できます。さらに、どのような状態のときに玉ボケが大きくなるのかと言った特徴を押さえておくとボケの大きさや量もコントロール出来ます。この記事を読んで撮影にチャレンジしていただけたら嬉しいです。

記事を気に入っていただけましたらSNSでシェアをお願いいたします。