LuminarAIをレビュー。Lightroomとの比較などをまとめました

レタッチ

写真を編集するソフトといえばLightroomやPhotoshopのAdobe製品がメジャーですが、他にも編集できるソフトはあります。今回はその一つ「Luminar AI」というソフトを紹介したいと思います。普段レタッチをLightroomなどで行っているが、ちょっと違うレタッチをしてみたい人、手軽に合成をやってみたい人と行った方々に読んでいただけたらなと思います。

今回は、ざっくりとLuminarAiでできること、使用感、LightroomやPhtoshopとの類似点・相違点なんかを紹介していきます。具体的な操作方法や導入方法についてはまとめていません。

LuminarAIとは?

LuminarAIとは名前にもあるようにAI(人工知能)を使った写真編集ソフトです。具体的には、AIの力を借りてPhotoshopなどでは煩雑で手間のかかる編集もLuminarAIでは数クリックで完成してしまうという夢のような写真編集ソフトです。

ちなみにLuminarAIはLightroomなどのサブスクではなく、買い切りタイプのソフトウェアです。私は、今後ノートPCを購入してそちらでも使いたいので2ライセンス 8,780円のものを購入しました(クーポン使ってもう少し安かったかも)。

販売会社は、写真現像ソフトであるLuminar4を制作販売しているSKYLUM社から販売されています。

LuminarAIでできること

ここではLuminarAIでできることをLightroomやPhotoshopと比較しつつまとめたいと思います。

基本修正

Lightroomと同じように明るさやハイライト・シャドウ、トーンカーブといった基本修正やHLS/カラーといった色関係も編集できます。UIが全く同じではないので多少戸惑いますが、名称からどんな部分を編集できるパラメータなのかLightroomを使っていれば推測できます。基本修正に関してはあまりLightroomと差を感じません。

合成して星空を作り出す

基本修正だけでなく、空を星空にすることもLuminarAIを使えば簡単に出来てしまいます。

先程の基本修正のメニューのさらに下にいくとクリエイティブと言う項目があります。ここでは、上の写真のように合成する星空や夕焼けを選択したり、空に光芒や飛行機、月を追加することも出来ます。Photoshopだとレイヤーを用意して範囲を選択して画像をくり抜いたりとさまざまな過程があります。しかし、LuminarAIでは、合成する素材もテンプレート化されているので2, 3回クリックするだけで星空が完成します

ちなみに夕焼けも作りだせます。

左:Lightroomのみで編集 右:LuminarAIで夕焼けを合成

ポートレート向けの修正

LuminarAIには、ポートレート向けのとても便利な機能があります。この機能はLightroomにもPhotoshopにもない機能です。

先程取り上げたクリエイティブの項目のさらに下にはポートレートという項目があります。ここではAIが顔を自動で認識して顔だけを明るくしたり、目の大きさを変えたり、歯を白くしたり、顔を細くすることなどが出来ます。同様にボディの項目を使えば身体の部分も選択的に編集できます。

目を大きくする機能や顔を細くするといった機能は使いすぎ注意ですが、顔だけ明るくする機能はとても便利です。Lightroomで顔だけを明るくする場合、顔をマスクしてパラメーターを調整するという流れになりますが、LuminarAIだと1つのパラメーターをいじるだけで顔のみ編集できます。工程をいくつかこなせばLightroomやPhotoshopでも似たことはできますが、簡単にかつ早く操作ができるのはLuminaAIです

テンプレート機能

Lightroomで置き換えるとプリセットのような機能、テンプレート機能があります。画像で言うとオレンジ色の四角で囲まれている右側の部分が、テンプレートです。風景写真やポートレートという大雑把なテーマがいくつかあり、その中に5,6個のテンプレートがあります。初期状態でもそこそこのテンプレートがありますが、さらにお金は追加でかかりますが、テンプレートを追加することが出来ます。

実際にテンプレートを適応させると以下のような写真がほぼワンタッチで作れてしまいます。

ティールアンドオレンジ

以前記事でも紹介したティールアンドオレンジもLuminarAIのテンプレートでワンタッチです。ちなみに、微調整やLightroomでティールアンドオレンジを作ってみたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

【参考記事】夜景におすすめのレタッチ「ティール&オレンジ」をLightroomで作っていく

夜景におすすめのレタッチ「ティール&オレンジ」をLightroomで作っていく – よるどり

他のテンプレート使うとフィルム風のレタッチもワンタッチです。

フィルム風

LuminarAIのメリット

とにかく簡単

adobeのソフトと比べると操作がとにかく簡単です。デフォルトでテンプレートも豊富ですし、AIの機能によってマスクする手間などが省けて簡単です。AIというと誤検出などの心配もありますが、このソフトでは誤検出はほとんど感じないです。

買い切りタイプ

LightroomやPhotoshopはプランにもよりますが月々1000円近く払って使います。一方、LuminarAIは買い切りタイプなので月々の支払いを心配する必要は全くありません。いくら長く使ってもLightroomやPhotoshopは割引などがないので、LuminarAIの方が経済的な場合もあります。

LuminarAIのデメリット

動作は重たい

Lightroomと比較すると動作は重たく、PCのスペックは要求されるように感じます。夕焼けなどの合成を行うと反映されるまでに数秒かかります。Lightroomと同様の編集を行っても若干遅く感じます。大量の写真を一気に編集しようとするとストレスになりそうですが、数枚なら気にならないレベルです。

ちなみに私が使用しているPCはmac mini(2018)です。

求められているスペックは公式ページでも公開されていますが、私のPCは動作保証の最低ラインな気はします。

現状PC版しかない

LightroomやPhotoshopだとスマホやタブレットでも快適に編集できるメリットがありますが、LuminarAIはPC版しかありません。ノートPCがないと外出先ではレタッチが出来ないので人によっては大きなデメリットですね。

AI が優秀が故に自由度は少ない

LuminarAIではAIを利用した編集がメインなので、細かくいじることは難しいです。数クリックでAIが編集をやってくれるので自由度は少ないです。

この項目についてはPhotoshopとの棲み分けをすれば良いと感じますが、手間がかかっても細かく自分のこだわりを追求したい場合はPhotoshop、簡単に合成を行いたい場合はLuminarAIを使うといった感じにするのが良いと思います。

LuminarAIがおすすめな人

ここまでざっくりとLuminarAIの機能をLightroomやPhotoshopと比較しながら紹介してきました。これらを踏まえて私がLuminarAIをオススメしたい人は次のような方です。

  • レタッチを簡単に終わらせたい人
  • 合成もやってみたいが、Photoshopだと難しいと感じている人
  • 買い切りのソフトを使いたい人

LuminarAIを使ってみて感じることは、合成がとにかく単純で簡単なことです。テンプレートも豊富なので気軽に短時間で仕上げたい方にはオススメです。また、LuminarAIは買い切りパッケージなので月々お金を支払う必要がないというのもメリットの一つです。

まとめ

今回はLuminarAIという画像編集ソフトについて紹介しました。個人的にはLightroom+半自動化された簡易版のPhotoshopという感じのするソフトです。AIの誤認識率のかなり低くAIに任せながら編集しても仕上がりに違和感はありません。もう少し使いこなせるようになったら使い方や導入方法もまとめたいと思います。

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